こんにちは!もぐら隊長です。
なんだか楽しそうなシェアハウス。
しかしよく考えると、年齢、職業、バックグラウンドが異なる人たちがいきなり一緒に生活するなんて・・・ちょっと不安ですよね。
シェアハウスも当然、メリット・デメリットがあります。
それを理解しないまま入居してしまうのも、またデメリットを恐れて断念するのも、もったいないこと。
今回は一人暮らしもシェアハウスも経験したもぐら隊長が、シェアハウスのメリットとデメリットを包み隠さずお教えします!
シェアハウスのメリット
初期費用・家賃が安い
シェアハウスのメリットの一つはその価格の安さ。
一般的に賃貸アパートを借りる際には「敷金(家賃の1〜2ヶ月)」と「礼金(家賃の1〜2ヶ月)」がかかり、大きな出費となります。
近年では敷金や礼金なしの物件も増えてきましたが、まだまだ多くの場合、初期費用は高くついてしまいます。
一方、シェアハウスも入居時に「管理費」「初期手数料」「敷金」などの名目で10,000円〜50,000円程かかりますが、賃貸アパートの初期費用に比べると安いことがほとんど。
引越しの際は何かとお金がかかりますので、初期費用が節約できるのは大きなメリットです。
そして、家賃。シェアウスの場合、同じ大きさや立地の賃貸アパートを借りるのと比べて1〜2割ほど安くなります。
1〜2割というとそんなに安くないと思われるかもしれませんが、たいてい共益費に水道・電気・ガス・wifiが含まれています。人数分で割るため、普通に自分で光熱費を払うよりも安くなり、また自分で公共料金を払う手間もありません。
家賃は生活費の大部分を占めます。節約できた分を貯金したり、旅行や趣味に使うのもいいですね!
家具・家電が揃っている
シェアウスにはテーブルやベッドなどの家具をはじめ、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機など生活に必要な家電が一通り揃っており、それらをみんなでシェアして使います。
したがって、これらの家具や家電を買いそろえる必要がありません。
そのため、自分で用意するものは衣類や靴、本など、必要最低限のもののみとなるため、スーツケースや宅急便、あるいは車一台で十分引っ越せてしまいます。
事実、私のシェアハウスに越してくる住人はたいていスーツケース1〜2つと、とっても身軽な状態で入居してきます。笑
引越し業者にお願いをすると数十万円かかってしまうので、そのぶんの費用が浮くのも大きなメリットです。
契約手続き・契約期間が柔軟
シェアハウスであっても賃貸借契約を結ぶのですが、賃貸アパートと異なるのが保証人の有無。賃貸アパートでは家賃の滞納を防ぐため、親や保証会社に保証人になってもらう必要があります。
一部例外はありますが、多くのシェアハウスでは保証人なしで入居ができるところも多くあるため、保証人を頼める人がいなかったり、収入や勤務形態の関係で保証会社の審査が降りにくい人でも入居がしやすくなっています。
また、契約期間は賃貸アパートの場合は1〜2年が一般的でその度に更新をしたり、退去する際は数ヶ月前に申告する必要があることも。
一方でシェアハウスはもちろん数年間住むこともできますが、数週間〜数ヶ月と短期間での入居を認めているとこともあります。
したがって、仕事の転勤が短いスパンである場合や、短期間だけ住みたい外国の方にはシェハウスが向いているかもしれません。
防犯面で安心
私は以前アパートに一人暮らしをしていましたが、そのとき2回ほど下着泥棒にあったことがあります。それからしばらくの間、一人でいるとき物音がすると怯えたりちょっとしたトラウマになってしまいました。
泥棒の気持ちになったら、生活リズムがバラバラな人たちが複数人住んでいるシェアハウスは、まず襲わないと思います。笑
そういう意味で「いつも誰かがいる」ということは安心感があります。
ちなみにシェアハウスの個室は各部屋鍵がついているので、住人同士のプライバシーや防犯面も守られていますので、ご安心を!
何かと助け合える
夏になると黒くてカサカサしたアイツがでてきますよね。
私はゴキブリが大の苦手なのですが、一人暮らしのときはヤツと一緒に眠ることもできず、泣きながら退治するしかありませんでした。
しかし!シェアハウスであれば強い味方がたくさんいるため、誰かがブシューっと退治してくれます。この安心感は言い表せません。
また、料理をしていてちょっと調味料が足りないとき。住人がいれば「ごめん、ちょっと貸して!」と言うことができます。
このように日常のちょっと困ったを助け合えるのは、シェアハウスのありがたいところ。
しかしこれは日頃のコミュニケーションが重要です。みんなと仲良くなっておき、逆に住人が困っていたら助けてあげましょう。
価値観が広がる
入居者の年齢層はハウスによって異なりますが、おおむね20〜30歳前後、平均すると25〜27歳くらいが中心になります。
私自身そうだったのですが、社会人として働き始めると同じ会社や業種の人とは多く知り合うのですが、異業種の友達というのはなかなかできません。
シェアハウスに住む人の職業はプログラマー、薬剤師、商社、教員、不動産、フリーランス…など多種多様。
自分の業種と全く関係ない仕事の話というのは意外と面白く、逆にインスピレーションをもらったりします。
シェアハウスの住人というのは不思議で、家族と友達の間のような関係になります。
ちょどよい距離感でお互いのことを話したり、相談しあえる相手がいるということは、安心感があるものです。
シェハウスのデメリット
このように、シェアハウスにはメリットがいっぱい!一方で、集団生活だからこそ我慢しなくてはいけないことも。
ここからは、シェアハウスのデメリットをまとめていきたいと思います。
ときどきプライバシーがない
シェアハウスに個室はあるものの、キッチン、リビング、トイレ、シャワーなどは共用なため、それらを使うときは人と会う必要があります。
例えば、疲れて一人になりたいときに、キッチンで料理をしようとしたら住人がいる・・・ということも。
しかしこれはメリットでもあって、悩んだり落ち込んでいるときに一人でいると、ずんずん落ちていきます。
これは一人暮らしからシェアハウスに住むようになって自分自身変化を感じたのですが、人と話す量が増えることで落ち込む時間が減りました。
話すということは、顔の筋肉を動かすこと。
顔の筋肉を動かすと、笑う動作と近いからか、自然と気持ちが前むきになってきます。
そう考えると、「強制的にでも人と話す環境」というのはあってもいいのかもしれません。
本当に一人になりたいときは個室にいれば、一人になれますしね!
生活習慣が様々
本当に人の習慣というのは様々・・・と、シェアハウスに住んでいて思います。
どんなことかというと、例えば
・食器を綺麗に洗わない、拭いた後食器棚に戻さない
・トイレットペーパーの芯を捨てないで放置する
・ごみを分別しない
・お風呂を使ったあと髪の毛を捨てない
・・・など。
これらは管理人による注意喚起など、管理がしっかりされていれば秩序が保たれるのですが、そうでない場合は自然とでてきます。
一つ一つは小さなことでも、神経質な場合は積み重なるとイライラしてしまうことも。
生活習慣は子供の頃から染み付いた習慣でなかなか直すのが難しく、また「絶対的に正しい習慣」というのもそもそも存在しません。
しかしそれでも、相手に不快な思いをさせないよう最低限のマナーは守る必要があり、結婚をするときなどいつかは直面する問題です。
ある意味では、他人との集団生活を経験することで、自分自身の生活習慣や立ち振る舞いを見つめ直す機会でもあるのかもしれません。
共用設備の順番待ち
先ほど述べたように、シェアハウスではシャワーやトイレ、キッチンなど共用設備をみんなで使うこととなります。
トイレやシャワーの数が入居者に対して適切ならよいのですが(※詳しくは『シェアハウスの内覧時・入居前に確認しておくポイント』参照)、それでもバッティングしてしまい、シャワーが空くまでひたすら待ってる・・・ということもありえます。
特に夏など汗でべたべたしていて、シャワー早く浴びたい!というときに誰かが入っていたり、お腹がすいているときにキッチンを誰かが使っていると、ソワソワしてしまいます笑
しかし住んでいるうちに他の住人の生活リズムがわかってくるため、時間帯を調整したり譲り合うことで混雑を避けることもできるので、あまり心配しすぎないようにしましょう。
まとめ
以上、シェアハウスのメリットとデメリットでした!
私自身もそうでしたが、はじめてのシェアハウスはとても緊張しますよね。
どうしても他人との生活となるため、相手のことを思いやって生活する必要があります。
それは同時に、自分の許容力を広げ、価値観を広げるチャンス。
一歩踏み出して、挑戦してみてはいかがでしょうか?